怖いのは、雨漏り発生から引き起こされる被害です!~4~
- 2018年06月28日
- 雨漏り・防水施工
本日は、雨漏り発生からの「二次被害」である、「木材腐朽菌(もくざいふきゅうきん)の発生」についてご紹介します。
この木材腐朽菌とは、湿った木材に発芽し腐朽させることで、私たちの生活を脅かします。
腐朽菌の繁殖条件は、「①水分、②湿度、③酸素、④栄養」です。
雨漏りの影響が一番大きいのは、①水分です。
②湿度に関しては、日ごろから換気を心がけましょう。
また、腐朽が始まった木材は、シロアリを誘引することが分かっており、更なる被害へと繋がる恐れもあります。
そんな腐朽菌は、細かく2種類に分けられます。
Ⅰ褐色腐朽菌とⅡ白色腐朽菌です。
Ⅰ褐色腐朽菌は主に住まいの建築材として多用されている針葉樹を腐朽します。
特に床下で多く見られる菌です。
木材に亀裂が生じるのが特徴となります。
Ⅱ白色腐朽菌は主に広葉樹を腐朽します。
木材表面に組織状のほつれが生じるのが特徴です。
上記の事から、針葉樹・広葉樹に関係なく、腐朽菌による被害が発生することが分かります。
日栄商工ではメンテナンスを始め、細かな点検まで丁寧に行います。
早めの対処・細目な点検をお勧めします。
雨漏り修理・点検に関して、お気軽にお問い合わせ下さい。