シーリング材の寿命
- 2015年06月10日
- 雨漏り・防水施工
雨漏りの際に、シーリング材を使ってご自身で修理する際に注意していただきたいことがあります。
本日は、シーリング材での修理後に注意していただきたい、「シーリング材の寿命」についてお話しします。
シーリング材での修理は半永久的に持続するものではありません。
環境にはよりますが、6~10年ほどで劣化が進み寿命がきてしまうといわれています。
劣化し寿命が来てしまうのを食い止めるには、修繕をしていくしかありません。
修繕をせずにいると建物本体への劣化もすすんでしまい、建物本体の寿命も縮めてしまいます。
シーリング材の劣化の進行状況としては、次の3段階があります。
【1段階】老化が始まる(痩せてくる)
【2段階】劣化が始まる(ひび割れしてくる)
【3段階】ひび割れが進みシーリングのひび割れ口が開く
(酷い状態になると剥がれる)
遅くとも、【2段階】目の劣化段階で修繕を行ってください。
そうすることで雨漏り修理部の寿命を延ばすこともでき、建物本体の寿命を伸ばすことに繋がります。
ご自身で雨漏り修理をしている方々は、修理後に注意してみてください。