天窓(トップライト)雨漏り①
- 2015年03月24日
- 雨漏り・防水施工
まずはじめに、天窓(トップライト)からの雨漏りについて説明する前に、天窓(トップライト)周りの施工方法をご説明します。
施工方法は、瓦などの屋根材を使用する場合は、付属の捨て谷などの水切りを使用する場合が多くあります。
板金屋根の場合は捨て谷等の水切りを使用する場合と屋根材自体を立ち上げて加工して施工する場合があります。
※「水切り」とは
雨水などが屋根の下面を伝わって壁面に汚れを作らないように、または、室内への水の浸入を防止するために屋根の端に設置します。
または、外部回りに設けられる窓・出入口枠の下枠に付ける細い溝のことです。
さらに木造の家では、外壁からつたわった雨が土台に侵入しないように、土台水切りを設けます。
天窓上部の形状で、一般地域と積雪がある地域や風の強い特別な地域では天窓の上部の形状も変えなければなりません。
一般地域以外の天窓の上部の形状は、ベッド(滑り台とも言う)を作って施工することが大切です。
このようにすることで雪などを天窓の上部で受けることがなく雪などが溜まりません。
次回は、天窓からの実際に起きている雨漏り事例をご紹介します。