雨漏りの放置による恐怖
- 2018年05月23日
- 雨漏り・防水施工
こんにちは。
寒かった2月も残すはあと1週間になりました。
噂によると今年の冬は30数年ぶりの大寒波だったみたいですね。
冬が終わり暖かくなると、湿度もたかまり降水量も多くなります。
そんな時に起こるのが、「雨漏り」です。
目に見えるだけが雨漏りではありません。
天井からポタポタと水が落ちてこなくても、天井裏や配水管に水が溜まってしまっている可能性があります。
目に見えない雨漏りはついつい見落としがちです。
しかし、雨漏りを放置してしまうと、住宅にとっても住む人間にとっても悪い影響を及ぼす可能性があります。
今回は、その雨漏りを放置することにより起こる悪影響をご紹介いたします。
家の寿命が短くなります!
建築資材としての木材の寿命は、木材の種類・表面処理・築年数などの状況に異なります。
また、住宅のどこに木材が使用されているかによって、住宅の寿命は変動していきます。
しかし雨漏りや水漏れによって木材が浸水すると、腐食が進み経年劣化を加速させてしまいます。
そして耐久力が劣化した住宅は、地震や台風に耐えきれず重大な事故につながってしまうケースも確認されています。
私たちにとって、資産である住宅の寿命をのばすためには、定期的な雨漏りの点検が大切です。
シロアリの被害にあいやすくなります。
雨漏りや水漏れによって含水量が高くなった木材は、シロアリの大好物です。
シロアリは冬眠せず、また羽アリが飛び立ったあとも巣に残ったアリが活動し続けます。
雨漏りや水漏れによって、家は腐食とシロアリ同時に侵食されてしまい、
私たちの予想よりもはやく、あっという間に取り返しのつかないダメージを住宅に残してしまいます。
人体に影響をおよぼす可能性があります。
湿度の高い木材を好むのはシロアリだけではありません。
雨漏りをしている住宅に大量発生するのが、カビです。
そしてカビを大好物としているのが、ダニです。
「雨漏り⇒建築資材の湿度が高くなる⇒カビが大繁殖⇒カビをたべるダニが大繁殖」という負の循環が発生してしまうのです。
そしてこのカビとダニは、アレルギー感染症や喘息など住む人に健康被害を与えます。
雨漏りは工事と点検が大切です。
いままで見てきたように家の寿命や、住む人に悪影響を与えてしまいます。
雨漏りに気づいた時には悪い事態になって