雨漏り時の応急処置
- 2017年08月25日
- 雨漏り・防水施工
こんにちは、
8月というのにぐずついたお天気が続いていますね。
東京では21日間連続の雨を記録したようです。
これは1977年の22日間の記録に続く、観測史上2位の長雨でした。
また、ゲリラ豪雨や雷雨に見舞われる日本列島…、
自分の家は安全だ。と思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、それは間違っています!
雨漏りはいつ起きるかわかりません。
では、雨漏りになってしまった場合、どんな対処をしたら良いのでしょうか。
今日は雨漏りになったとき、被害を最小限に抑える対処法を紹介します。
■天井からの雨漏り
天井からの雨漏り、原因であろう屋根を見に行きたくても外は雨…。
そんなときは、雨が落ちてきている部分の下にバケツを置いて、室内が濡れるのを防ぎましょう。
ある程度水が溜まってくると、水しぶきが起こり周囲にはねてしまいますので、いらなくなったタオルや新聞紙、雑巾などをバケツの底に入れておくと便利です。
また、糸をたらした釘を天井の一番湿っている部分に突き刺し、雨漏りを糸に伝わせて飛び散りを防ぐ方法や、駅構内でよく見かける、ビニールでバケツに誘導させる手もあります。
■窓やサッシからの雨漏り
窓枠からあふれ出してくるような雨漏りは、ビニールシートやごみ袋を敷き、いらなくなったタオルなどで水を吸い取るようにしましょう。
カーテンは早めに取り外すか、濡れないように短くまとめておくようにしましょう。
濡れたカーテンを湿度の高い場所に放置しておくと、カビの原因になります。
また、ホームセンターなどでの防水テープで雨の進入を防ぐという手もあります。
広範囲に貼ると、雨漏りの経路が変わって別の箇所から雨漏りが発生したり、見栄えも悪いので原因箇所付近にだけ貼るのをおすすめします。
■屋根の上にビニールシート
雨漏り対策としてよく見かけるのが、屋根の上にビニールシートをかぶせることです。
これは新たな雨の侵入を防ぐためには得策ですが、いくつか注意点があります。
まずは大き目のビニールシートをかぶせることです。
雨漏りは、どこから伝ってくるのかわかりません。広範囲にかぶせることをおすすめします。
また、風などで飛ばされないように、テープや砂利をつめたおもりを置いてしっかりと固定しましょう。固定が甘いと、ビニールシートがめくれる、おもりが飛ばされるなど大変危険です。
雨風の強いときは無理せず、身の安全を確保してください。
そして屋根の上に上る際は、十分に注意し2人以上で行うようにしてください。
また、屋根の構造を知らない方が屋根に上ると、別の屋根材を壊してしまい、新たに雨漏りを発生させてしまう可能性もあります。
■信頼できるのはやっぱりプロ!
雨漏り発生時の応急措置はとっても大切です。
正しい方法で措置できていない場合、そしてしっかり修理せず放置した場合、雨漏りはさらにひどくなってしまいます。
しっかりと原因を追究して、処置を行ってもらうほうが、手間も費用も抑えられる場合があります。
少しでも気になった場合は、やはりプロに相談しましょう!
日栄商工は、雨漏りの知識・経験の豊富なスタッフが揃っております。
雨漏りに関する質問から、点検、修理まで、お気軽にお問い合わせください。