雨漏りによる2次被害~悪臭編~
- 2018年04月12日
- 雨漏り・防水施工
今回のテーマは、悪臭
こんにちは。
「雨漏りを長期間放置しておくことの恐ろしさシリーズ」
第4週目は「雨漏りからくる悪臭」についてお伝えします。
家のニオイが危険信号!
前回の記事ではカビ・ダニによる健康被害を紹介しました。
では、そのカビ・ダニはどのように発見すればいいのでしょうか?
一番わかりやすのが「ニオイ」です。
人間の嗅覚は、アメリカのロックフェラー大学の調査によると1兆種類のニオイを嗅ぎ分けられるそうです。
ですから部屋でカビ臭がするということは、確実にカビが発生しているということになります。
家に生息するカビの種類
では、どんなカビが生息しているのでしょうか?
カビの代表格
- 黒カビ
- 青カビ
- スズカビ
中でも黒カビが全体の50%を占めています。
この黒カビは低温や乾燥にも強く、カビの中でも高い生命力をもっています。
アレルギー疾患の原因にもなるので注意が必要です。
またこのほかにもカビの種類は、約8万種あると言われています!
カビが原因で引き起こされる可能性のある病気は、
- アレルギー性鼻炎
- アレルギー性皮膚炎
- アレルギー性結膜炎
- 気管支ぜんそく
- 肺炎
- 肝臓がん
- 腎臓がん
- 肝硬変
などなど…。
多くの病気を引き起こす原因となっています。
恐ろしいですね!
カビを発生させないためには
カビを発生させないためには、
- 部屋をこまめに除湿すること
- 部屋の空気を入れ替え、換気をすること
- カビ対策の消臭剤を使うこと
など、湿気の対策をすることが大切です。
それでもカビ臭く感じた場合、雨漏りが原因でカビが発生している可能性があります。
表面上は何の問題もないように見えても、裏側はカビだらけ…ということがあり、その原因が壁からの雨漏りであることが多いです。
「ニオイ」は雨漏り発見の糸口です。
「なんだかカビ臭いな…」と感じたら、お早めに日栄商工にご相談ください。
次回は「家財の水濡れ」をテーマにお伝えします!