カビ対策はできていますか?
- 2017年03月03日
- 雨漏り・防水施工
今回は、雨漏りの二次被害でもある「カビ」の発生箇所や、発生しやすい場所についてお話ししていきます。
■油断は禁物!鉄骨住宅でもカビは発生します。
鉄骨の建物には、壁剤としてALCという素材が使われることが多くあります。
軽量気泡コンクリートを意味し、圧縮力への強い耐性を持ちながらもとても軽量で、通気性の高い素材です。
このようなカビの発生しにくい素材でも、ALCを使った部屋であまり換気をせずにいたら、カビが大量発生していた、という報告もあるそうです。
住宅に使用されている素材に限らず、しっかりと湿気対策を行うことが大切ですね。
■外壁のコケはカビの証拠?
雨漏りとは直接関係がありませんが、住宅の白い壁に、うっすら緑がかったコケを見かけたことはありませんか?
あくまでもコケなので、一見なにも問題はありませんが、こうした住宅の壁は、コケが生えやすく、水分がたっぷりと含まれています。
これをそのままにしておくと、水分によって壁の塗装膜がはがれ、水分が壁の内部にまで侵入してカビを発生させるおそれがあります。
たかがコケだから、とないがしろにせず、頻繁に家の内側の壁をチェックする必要があります。
高温多湿の日本ではカビの発生は珍しくないため、湿気のある場所なら多少発生していても仕方がない、と見過ごしてしまう人も多いのではないでしょうか?
また、雨漏りの修理はしてもらったけれど、しばらく経ったら発生箇所にカビが生えてきた!ということも充分にありえます。
この機会に、雨漏り対策とあわせて、カビの対策もしっかりと行っておきたいですね。
日栄商工には、雨漏り補修・修繕のプロが揃っています。
お困りの際はお気軽にお問い合わせください。