注意!木材はどのようにして腐る?


 

 

 

雨漏りの二次被害として、木材が腐敗する、というのはよく耳にする話ですね。

 

雨漏りを放置することで、木材が湿気を含み、骨組み部分の木材や壁にカビが生え、腐敗が進み、最後にはシロアリの格好の住み家に・・・恐ろしい話です。

 

 

もちろん雨漏りを放置してはいけませんが、見つけづらい場所で発生していた場合、状態が進行するまで気付かないこともあるかもしれません。

 

そこで今回は、木造住宅での雨漏りを放置した場合の、木材の腐敗についてお話しします。

 

 

 

■  木が腐る原因は、菌?

 

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木材は、木材腐朽菌という菌が繁殖することで腐敗します。

よく木に生えているキノコもこの木材腐朽菌とおなじ菌で、温度、酸素、そして湿気がそろうと繁殖を始めます。

 

しかし木材は乾きがよいため、濡れても風に数時間あたればすぐに乾いてしまいます。

このような環境では木材腐朽菌は繁殖できず、もちろん腐ることもありません。

 

雨漏りが放置され、温度、酸素、湿度が揃った環境では、木材が乾くための手段がなく、菌はどんどん繁殖していきます。

このような仕組みで、木材の腐敗は進むのですね。

 

 

 

■  どのくらいで腐るの?

 

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では菌が繁殖した環境下で、木材はどれだけ耐えることができるのでしょうか。

 

一般的に木材は、雨のなか地面に放置すると半年~1年で腐り始めるといわれています。

地面から離した場合は、2年~3年で腐り始めるようです。

 

いちど腐り出した木はスポンジと同じような性質を持つため、さらに水が浸透しやすくなります。

そうするとさらに木材腐朽菌の繁殖スピードが速まり、もとの木材に戻すのは、もはや不可能となってしまうのです。

 

 

 

 

家を支える太くて大きな木材でも、菌と戦い続けるのはとても困難なことです。

みなさんも改めて、雨漏りを放置することの怖さを感じられたのではないでしょうか。

 

やはり雨漏りは、早期発見、そして応急処置が大切ですね。

 

 

日栄商工は、雨漏りの知識・経験の豊富なスタッフが揃っております。

 

雨漏りに関する質問から、点検、修理まで、お気軽にお問い合わせください。

 


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