床下には湿気がいっぱい!?知らなかった床下環境とは?
- 2018年03月01日
- 雨漏り・防水施工
床下環境ってどうなってるの?
雨漏りで被害が大きい床下。
実際に床下はどんな環境なのでしょうか。
今回は床下の環境について見ていきましょう。
床下の湿度のたかさは、カビに要注意です。
床下は空気の入れ替えが激しく、密閉されています。
床下の換気が不十分になると湿気が高くなり、床下の木材の含水率が上がります。
含有率が高くなると、腐朽菌が繁殖し、土台に使われた木材が腐ってしまうと、強度が低下し、住まいそのものの強度が失われてしまいます。
キッチンや洗面所、浴室などの水回り部分の床下は、特に湿気が溜まりやすい傾向にあります。
そのため、床下の中でも特にカビや腐朽菌が繁殖しやすくなるので、注意が必要です。
床下の湿度が高くなる4つの原因
では何故、床下の湿度は高いのでしょうか。
それには以下の4つの原因があります。
- 床下の地面からの水分の蒸発のため
- 冬季の上部の建物側との境界に発生する結露のため(冬は室内側の床が暖かいため、地面側に水蒸気がたまる)
- 床下換気口などから浸入する水分のため(床下換気口の位置が低く雨水が流入など)
- 床下を通る給排水管からの漏水のため
これらの問題への対策としては、床下換気や防湿コンクリートの打設、べた基礎の採用などがあります。
きちんと対策をしましょう!
さまざまな原因から湿気がこもりやすい床下。
きちんとした対策を取って快適な暮らしを送りたいですね!
日栄商工では、直接お客様のご自宅にお伺いし、状況を把握した上で工事内容を決定します。
まずはお気づきの点がございましたらご相談ください。